会社設立の手続き-登記-12-印鑑届書の書き方

はじめに

こんにちは、東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤です。

 

公認会計士・税理士として、港区や渋谷区、新宿区といった東京23区の起業家様の会社設立をサポートしてきた経験から、会社設立時のポイントをお伝えしたいと思います。

 

今回は、会社設立登記を申請する手続きとして、申請書類のひとつである「印鑑届書」の書き方について説明します。

 

 

印鑑届書とは

個人の実印があるように、会社にも実印があります。

個人の実印には、その人の名前が刻まれていますが、
会社の実印には、外側に「株式会社○○」といった会社名が、内側に「代表取締役之印」と刻まれているのが一般的です。

会社設立の登記を申請するときに、登記申請書類と合わせて「印鑑届書」を提出して、会社の実印の印鑑登録を行います。

「印鑑届書」の用紙は、法務局でもらうことができるので、そこに手書きで記入して、会社の実印として登録する会社代表印と、すでに登録してある会社代表者個人の実印を押印します。

また、法務省のホームページで、印鑑届書の書式をエクセル、PDFでダウンロードすることもできます。記載例もあるので参考にしてください。詳細は、法務省の「商業・法人登記簿謄本,登記事項証明書(代表者事項証明書を含む),印鑑証明書の交付等の申請」を参照ください。

 

 

印鑑届書の書き方

「印鑑届書」の書き方、記載例は下記のとおりです。

 

 法務局

会社設立の登記の申請を行う、印鑑届書を提出する法務局を書きます。支局、出張所まで記載してください。

 

 申請日

印鑑届書を提出する日付を書きます。会社設立登記申請書の日付と合わせてください。

 

 会社代表印

会社の実印として登録する会社代表印を押印します。会社代表印とは、外側に「株式会社○○」といった会社名が、内側に「代表取締役之印」などと刻まれている印鑑のことです。
⑬の個人の実印と間違わないようにしてください。

 

 商号

省略などしないで、定款に記載のとおりの商号を正確に書きます。

 

 本店の住所

会社設立登記申請する本店の住所と一言一句同じに書きます。

 

 資格

代表取締役に○をします。代表取締役を設置しない場合は取締役に○をします。

 

 氏名

代表取締役の氏名を書きます。代表取締役を設置しない場合は取締役の氏名を書きます。

 

 生年月日

⑦に記載した人の生年月日を書きます。

 

 会社法人等番号

空欄です。

 

 届出人

印鑑提出者本人にチェックをいれます。

 

 住所

⑦に記載した人の住所を書きます。その人個人の印鑑証明書に記載されているとおり一言一句正確に書いてください。

 

 氏名

⑦と同じ人の氏名を書きます。

 

 個人の実印

⑦と同じ人の個人の実印(市区町村に印鑑登録してあるもの)を押印します。③の会社の実印ではないので注意してください。

 

 印鑑証明書

「市区町村長作成の印鑑証明書は,登記申請書に添付のものを援用する。」にチェックを入れてください。このチェックを入れることで、印鑑証明書をもう1枚余計に準備する必要がなくなります。

 

 

会社設立登記申請の必要書類

会社設立登記の概要につきましては、「会社設立の手続き-登記-1-会社設立登記とは」を参照ください。

会社設立の登記を申請するときには、多くの書類が必要になります。

主な必要書類は下表のとおりです。各書類の詳細な説明につきましては、リンク先のページを参照ください。

会社設立登記申請の必要書類
書類名 必要な場合 詳細を説明したページ
株式会社設立登記申請書 必ず必要  「会社設立の手続き-登記-3-株式会社設立登記申請書の書き方
認証を受けた定款 必ず必要 会社設立の手続き-定款-5-定款の認証
本店所在地決定書 定款に地番までの記載がない場合  「会社設立の手続き-登記-4-本店所在地決定書の書き方
払込証明書 必ず必要 会社設立の手続き-登記-2-資本金の払い込みと払込証明書の書き方
資本金の額の計上に関する証明書 金銭以外での出資がある場合  「会社設立の手続き-登記-5-資本金の額の計上に関する証明書の書き方
設立時発行株式に関する発起人の同意書 定款に記載がない場合  「会社設立の手続き-登記-6-設立時発行株式に関する発起人の同意書の書き方
設立時取締役選任決議書 定款に記載がない場合  「会社設立の手続き-登記-7-設立時取締役(監査役)選任決議書の書き方
設立時監査役選任決議書 監査役を置く場合で定款に定めない場合  「会社設立の手続き-登記-7-設立時取締役(監査役)選任決議書の書き方
設立時代表取締役選定決議書 場合による  「会社設立の手続き-登記-8-設立時代表取締役選定決議書の書き方
設立時取締役の就任承諾書 場合による  「会社設立の手続き-登記-9-就任承諾書の書き方
設立時代表取締役の就任承諾書 場合による  「会社設立の手続き-登記-9-就任承諾書の書き方
設立時監査役の就任承諾書 監査役を置く場合  「会社設立の手続き-登記-9-就任承諾書の書き方
取締役全員の印鑑証明書 必ず必要  「会社設立の手続き-登記-10-印鑑証明書
登記すべき事項を記録した磁気ディスク 必ず必要  「会社設立の手続き-登記-11-「登記すべき事項」の提出(CD-R)
印鑑届書 必ず必要  「会社設立の手続き-登記-12-印鑑届書の書き方」
作成 : 東京都港区の税理士法人インテグリティ

 

書類を作成したら、登記申請書類の製本をします。

製本については、「会社設立の手続き-登記-13-株式会社設立登記申請書の製本」を参照ください。
登記申請については、「会社設立の手続き-登記-14-法務局で登記の申請を行う」を参照ください。

 

 

おわりに

この「印鑑届書」の記載例は一例です。会社の実情に合わせて作成してくださいね。

 

港区や渋谷区、新宿区といった東京23区で、会社設立をお考えの方は、東京都港区にある当税理士法人にお声がけください。税金や節税だけでなく、起業して間もない経営者様の支援を得意としている若手の公認会計士・税理士が、あなたとあなたの会社の支援をさせて頂きます。

 

最後まで読んで頂きましてありがとうございます。
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東京都港区の税理士法人インテグリティ、公認会計士・税理士の佐藤でした。